「開発・運用の属人化と SEO 課題」を改善。
「AI CMS」を活用した AI 駆動開発により
開発・運用負荷を約50%軽減。
KDDIアイレット株式会社は、自社サービス「gaipack」公式サイトの運用改善として、v0、GitHub、Contentful、Vercel を統合した「AI CMS」を導入。従来のエンジニア依存型の手動更新プロセスと、SEO に弱いノーコード開発の課題を解決し、SEO パフォーマンスの最大化と非エンジニアによる自律的なサイト運用を実現しました。

導入前の課題と背景
「gaipack」公式サイトにおける運用課題
当初、「gaipack」公式サイトをノーコードツールを用いてスピーディーにローンチすることを実現したものの、主に以下の技術的・プロセス的な課題に直面していました。
SEO と OGP 表示の構造的な課題
当初検討していたノーコードツールは SPA(シングルページアプリケーション)構成であり、全ページでタイトルタグや OGP 画像が同一になってしまうという弊害がありました。これにより、検索エンジンのインデックスや SNS シェア時の表示が最適化できず、マーケティング上の機会損失が懸念されました
並行開発の困難さと開発効率の低下
従来のプロセスでは Git 連携が弱く、ブランチを切った並行開発(複数人での同時作業)が困難でした。シリアルに作業を進めるしかなく、開発スピードが上がらない要因となっていました
セキュリティと環境変数の管理
外部 API キーなどを安全に管理する仕組み(環境変数)が不足しており、セキュリティリスクを抱えたまま外部システム連携を行わざるを得ない状況でした
運用体験の低下と属人化
コンテンツの更新作業がエンジニアに依存しており、マーケティング担当者が即座に情報を発信できないというボトルネックが発生していました
解決策と導入プロセス
AI CMS によるプロセスの再定義と確立
KDDIアイレットは、AI 統合ソリューション群「gaipack」内の「AI CMS」を活用することで、従来のボトルネック(デザイン・実装工数と運用の属人化)を根本的に排除し、品質と速度を両立するプロセスの再定義と確立を実現しました。
AI CMS によるプロセスの再定義
当社のソリューションは、生成 AI「v0」とヘッドレス CMS「Contentful」を基点とし、従来の「フルスクラッチでの手動コーディング」を原則不要とする新しいスキームを確立しました
導入プロセス
AI による高速 UI 構築
開発者が、生成 AI ツール「v0」にプロンプトを入力し、React / Next.js の UI コンポーネントを瞬時に自動生成します
CI / CD パイプラインの確立
生成されたコードを GitHub で管理し、Vercel へ自動デプロイするフローを構築。これにより、複数人による安全な並行開発が可能になりました
SEO に強いレンダリング基盤
Next.js の SSR(サーバーサイドレンダリング)や ISR(インクリメンタル静的再生成)を採用し、クローラーに正しいメタデータを提供する基盤を構築しました
ヘッドレス CMS による更新フロー
ニュースやブログ記事は「Contentful」から非エンジニアが入稿・公開。Webhook により Vercel 上で自動的にビルド・デプロイが走る仕組みを実現しました
導入効果と成果
「AI CMS」の導入は、自社サービス「gaipack」公式サイトのリリースにおいて、開発スピードの向上と運用の自律化という目標を達成しました
スクラッチ開発 + 手動運用
開発・運用負荷を軽減
従来のスクラッチ開発や手動運用と比較し、AI によるコード生成と CI / CD 自動化により、デザイン・マークアップ工数および更新作業の工数を大幅に圧縮しました
定量・定性的な成果(期待効果を含む)
開発・運用負荷
AI によるコード生成と CI / CD 自動化により、デザイン・マークアップ工数および更新作業の工数を大幅に圧縮した
SEO・品質
SPA 特有の SEO 課題を解消し、サイトマップ XML の自動出力やメタデータの動的生成が可能になった
運用の自律性
Contentful での更新が自動的に本番サイトへ反映されるフローにより、属人性を排除した
顧客(社内プロジェクトメンバー)からの喜びのコメント
この新しい開発スタイルへの転換は、従来の開発スタイルと比較して大きな変革をもたらしました
従来使用していたノーコードツールでは不可能だった「並行開発」が、v0 と GitHub の連携によりスムーズに実現できました。このスピード感はまさに AI 駆動開発です。
プロジェクト担当者
SPA の弊害だった SEO や OGP の問題が、SSR への移行で完全に解決しました。マーケティングツールとして安心して運用できます。
プロジェクト担当者
今後の展望
事業戦略
「gaipack」の認知拡大を見据え、今回の成果で得られたスピード感を活かし、コンテンツの拡充とマーケティング施策を加速させます。特に「AI CMS」自体を顧客向けのソリューションとして展開し、企業の DX 推進を支援していきます
IT 戦略
KDDIアイレットは、確立した「AI CMS」プロセスを実運用に定着させ、継続的な改善を推進します。v0 のプロンプトエンジニアリングや Contentful の活用モデルをさらに洗練させ、さらなる開発効率化と品質向上を目指します
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