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カルチャー

gaipackの歩みとこれから — 「型」をつくり、AIでビジネスを加速させる

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Hiroyasu Suzuki

KDDIアイレットが提供する AI 総合ソリューション群「gaipack(ジーエーアイパック)」は、2025年10月の提供開始から、2026年6月のリブランディングを経て、次のフェーズに向かっています。本記事では、gaipackがどのような考え方で歩んできたのか、そしてこれから何を目指すのかを紹介します。


gaipackとは

gaipackは、企業のAI導入・活用を包括的に支援するAI総合ソリューション群です。KDDIアイレットの創立22周年にあたる2025年10月15日に提供を開始しました。

2026年6月8日には、ブランドアーキテクチャを刷新。「AIを使って何から始めればよいか」という初期段階から、実システムの開発、社内データの資産化に至るまで、お客様のビジネスフェーズに応じて最適なソリューションを選択できるよう、マスターブランド「gaipack」のもと3つの階層に再編しています。

階層役割
AI駆動開発(How)開発プロセスを担う
AI活用基盤(Base)各フェーズにおけるAIの導入・運用を支援
AI活用プロダクト(What)ナレッジハブ「gaibot」などを展開

要件定義からデザイン、実装、テストまでをAIが支援する開発プロセスは「AIDD(AI駆動開発)」として共通言語化し、キャッチフレーズ「AIでビジネスを加速させる」のもと、企業のAX(AIトランスフォーメーション)とAI内製化を推進しています。

立ち上げ期に大切にしてきたこと:スピードと「型」

gaipackの立ち上げで何より重視してきたのがスピードです。

生成AIの領域は進化が非常に速く、新しい取り組みは「思いついたらすぐ手を動かす」ことでしか形になりません。実行までに長いプロセスを挟めば、熱量は冷め、機会は失われてしまいます。だからこそ、数多くのトライ&エラーを高速に回し、失敗も織り込みながら、成功を積み上げるアプローチを取ってきました。

一方で、単なる場当たりの試行で終わらせず、得られた知見を再現可能な 「型」 に落とし込むことを一貫して意識してきました。AIを開発プロセスそのものに組み込み、多様なメンバーで構成されるチームでも品質と統制を担保する——この開発の型こそが、gaipackのAIDDの土台になっています。

実際に、スキルや稼働時間が異なる副業メンバーによるチーム開発において、AI駆動開発によって品質の壁を乗り越えた「SkillCraft」のモダナイズ事例を、gaipackサービスサイトで紹介しています。

リブランディングの背景:技術の羅列から、ロードマップへ

2026年6月のリブランディングは、立ち上げ以来のトライ&エラーの成果を反映したものです。

従来のgaipackは多数のサービスが横並びで展開されており、各サービスの役割や、企業がいま取り組むべき優先順位が伝わりにくい状態でした。AIの活用が当たり前になった競争環境では、単なる技術の羅列ではなく、「何から始め、どう発展させるか」という段階的なロードマップを示すことが不可欠です。

新体系では、「導入の入り口」「内製化・教育」「実行・開発」「拡張・運用」の4つのフェーズに対応したサービスを整備し、お客様が自社の状況に合ったソリューションを迷わず選択できるようにしました。

もっとも、この領域の進化は本当に速く、リブランディングから1カ月足らずで、すでに次のアップデートを検討しているほどです。gaipack自身も、走りながら進化を続けていきます。

これから:より上流へ、お客様の業務に踏み込む

これからのgaipackが注力する方向性のひとつが、より上流工程への進出です。

AIDDの進展により、システム化要件定義はAIの支援で大きく効率化できる領域になりつつあります。だからこそ、これからの価値の源泉は、その手前——お客様の業務要件定義にどれだけ踏み込めるかにあると考えています。お客様のビジネスを深く理解し、伴走するプロジェクトマネジメントの役割は、AI時代においてむしろ重要性を増しています。gaipackでは、この上流を担う体制の強化を進めています。

cloudpackで培ったDNAを、gaipackへ

KDDIアイレットには、2010年からクラウド導入・運用の総合支援サービス「cloudpack」を立ち上げ、クラウドの黎明期からいち早く市場を切り拓いてきた経験があります。gaipackの歩みは、このcloudpackの立ち上げと重なる部分が多くあります。

cloudpackの経験から、gaipackでは次のことを強く意識しています。

1. 「次への種まき」を止めない。 事業が成長するほど、目の前の案件に注力しがちです。だからこそ、常に次の技術・次のサービスを考え、実験し続けられる体制を意図的につくっています。

2. 個人ではなく、組織で戦う。 急成長する事業では、特定のキーパーソンに依存しない組織づくりが欠かせません。いまいるメンバーで一段上のステージを戦える組織体制と、それを支える研修・育成の仕組みに投資しています。

スタートアップのような機動力と、KDDIグループとしての信頼性・ガバナンス。この両立こそが、gaipackの強みです。

まとめ

フェーズキーワード
2025年10月AI総合ソリューション群としてgaipack提供開始。スピード最優先で「型」をつくる
2026年6月ブランドアーキテクチャを刷新。3階層・4フェーズの新体系へ
これから業務要件定義などより上流へ。組織で戦う体制づくりと進化の継続

gaipackは、これからも走りながら進化を続けます。AI導入・活用、AI駆動開発にご興味のある方は、お気軽にKDDIアイレットへお問い合わせください!