Claude Codeの /loop コマンドでGitHub Copilotのレビュー対応を自動化してみた🔁
本記事では、Claude Codeの/loopコマンドを使って、GitHub CopilotによるPull Requestの自動レビューへの対応を定期実行させる方法を紹介します。
やりたいこと / 前提
gaipack本部では、日々の会議やSlackでのやり取りを起点に、部門の活動内容をドキュメント化する社内リポジトリを運用しています。Google MeetのGemini議事録や、直近1日分のSlackでのやり取りは、Zapier経由で自動的に整形されてGitHub Issueとして起票される仕組みを用意しており、そこから生まれたタスクをこなした結果が日々Pull Requestとしてリポジトリに積み上がっていきます。
ドキュメントの品質を一定に保つため、Pull RequestにはGitHub Copilotによるコードレビューを自動で入れる設定にしており、Copilotからの指摘をすべて解決(Resolve conversation)しないとマージできないルールにしています。
ただし、Pull Requestの本数が多くCopilotからの指摘も相応にあるため、「指摘を確認する → Fix with Copilotで直す → 解決したか確認する」を1件ずつポチポチと繰り返す作業に地味に時間を取られていました。この定型作業を自動化したい、というのが今回のモチベーションです。
構成 / 使い方
Claude Codeには、指定したプロンプトやスキルを一定間隔で繰り返し実行できる/loopという標準コマンドがあります。使い方はシンプルで、
/loop 5m <実行したい内容>と打つだけで、5分ごとに<実行したい内容>を実行し続けてくれます。<実行したい内容>にはスラッシュコマンド(スキル)だけでなく、通常の自然言語の指示文もそのまま渡せます。
今回は、次の2層構成でスキルを用意しました。
- ラッパースキル:Pull Requestの面倒を見る(babysitする)役割の薄いスキル
- 実処理スキル:対象のPull RequestをチェックしてCopilotのレビューコメントが残っていれば解消する処理そのもの
ラッパースキルから実処理のスキルを呼び出す構成にしており、実行するコマンドは最終的に
/loop 5m <ラッパースキル名>という形になります。これをVS Code上で複数セッション立ち上げ、対象リポジトリごとに並行して走らせています。起動しておくと、5分ごとに自動でPull Requestを巡回し、Copilotの指摘が残っていれば修正コミットを作成し、レビューコメントをResolveしてくれます。新しいPull Requestが増えても次のチェックタイミングで拾って処理してくれるため、都度自分でトリガーを引く必要はありません。
なお、/loopはセッションに紐づく機能のため、セッションを閉じるとループも停止します。1日中回しておきたい場合は、セッションを維持したまま作業する必要がある点は覚えておくとよさそうです(詳細はClaude Code公式ドキュメントのOverviewも参考になります)。
運用してみて
導入前は、Copilotの指摘に対して1件ずつ「Fix with Copilot」ボタンを押して直し、解決したか確認してはまた新しい指摘が出て……という作業をひたすら繰り返していました。地味に手間がかかる作業だっただけに、/loopに任せてからは体感でかなり楽になっています。
朝、作業を始めるタイミングでまずこのコマンドを実行し、あとは仕事が終わるまで5分ごとに動き続けてくれるのが日課になりました。人が見るのは、AIが直しきった後の最終的な差分(Files changed)だけです。
ただし、レビュー対応の中身まで人が逐一確認しているわけではないので、どこまで任せてよいかはリポジトリの性質次第だと考えています。今回のように社内向けドキュメントであれば任せやすい一方、お客様向けの開発などでは、AIによるレビュー対応についても人が明示的に確認すべきケースがあります。そこはケースバイケースで判断するのがよさそうです。
まとめ
- Claude Codeの
/loopコマンドは/loop <間隔> <実行したい内容>という形式で、地味だが繰り返し発生する定型作業を一定間隔で自動処理させられます - GitHub CopilotのPull Requestレビュー対応のような、指摘の解消→確認→再指摘のループが発生しやすい作業との相性は良好です
- 5分間隔でのチェックを1日中回しておくことで、レビュー対応のポチポチ作業からはほぼ解放されました
社内で継続的に改善を進めています。同じような課題をお持ちの方は、ぜひ一度試してみてください。

